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登録日:2011/06/29 14:35:07

新府城跡 (しんぷじょうあと)

カテゴリ 歴史  
収蔵品タイプ 史跡
年代 1581年(天正9年)
場所(住所) 韮崎市中田町4760ほか
電話 0551-22-1111(韮崎市教育委員会教育課)
人物 武田勝頼
ポイント 本丸跡にある藤武神社の春の祭典は“お新府さん”として広く親しまれています。

天正3年(1575)の長篠の合戦での敗退を契機に、広い範囲に及んだ武田の勢力は徐々に後退し、危機感が高まっていきました。鉄砲を中心とした新しい戦いに対応するため、躑躅ヶ崎館に見切りをつけ、韮崎に新城の建設を進めたのですが、時代の動きはそれより速く、天正9年暮に完成を待つことなく入城したのがこの新府城です。しかし、武田勝頼の打倒を目指した織田信長の軍勢が激しく迫り、翌10年3月3日、自ら城に火をかけ退去することになりました。武田の末路を見据えた城跡は、国史跡として環境整備が進められていますが、併行して行われた発掘調査では、焼け落ちた門の跡などが確認されています。
 

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