ミュージアム都留

登録日:2011/09/10 10:05:31

『谷村大堰と人々の暮らし』

カテゴリ 歴史   自然  
開催場所 ミュージアム都留
開催期間 2011年10月23日 09時00分〜2011年11月27日 17時00分
参加費用 入館料 一般300円、高大生200円、小中生100円

谷村(やむら)大堰(おおせぎ)と人々の暮らし

【会期】平成23年10月23日(日)から11月27日(日)

【場所】ミュージアム都留第二展示室 

 谷村(やむら)の町は溶岩でできた河岸段丘上に立地し、桂川は崖下を流れ、水利に恵まれない土地でした。寛永10年(1633)に上州総社から谷村藩へやってきた藩主秋元泰朝によって寛永13年(1636)から約2年半の歳月をかけて田原の滝上流に谷村大堰(やむらおおせぎ)がつくられました。

 これにより、町中に水路がめぐらされ、稲作の効率化による石高の上昇や絹織物産業(撚糸、染色等)への勃興へ繋がっていきました。この水路は家中川、寺川、中川と呼ばれ、灌漑用水、生活用水として町の人々の生活を長く支えてきました。

 このように人々の暮らしに深くかかわってきた谷村大堰を農業、産業のみならず、民俗、植生などの視点も含め多角的にとらえ、その実像を浮かび上がらせることを目的に企画展を開催します。

【展示資料の一部紹介】

十日市場村絵図 :文化3年(1806)の絵図に取水口が描かれています。

田原の滝ジオラマ:芭蕉の句碑がある、都留市指定名勝「田原の滝」のジオラマです。

水車歯車:谷村大堰の水力を利用した水車が谷村の町の随所にみられました。精米に使用していた水車         の歯車を展示しています。

http://www.city.tsuru.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=5976

開催場所地図
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