【イベント期間】:2025年11月18日 09時00分〜2026年02月01日 17時00分
【参加費用】:観覧無料
【開催場所】:山梨県立美術館 ギャラリー・エコー(美術館エントランス)
甲府市出身の陶芸家・星野友幸の作品に一貫して見られる「ピンク」。2013年頃から使い始めたこの色彩は、今では自身を象徴する色として作家はとらえている。磁土の白色にピンク色が練り込まれていくと、自分の思いも一緒に浸透していくように感じるという。
本展では伝統的な技法の「練上」と「胴継」を組み合わせた独自の技法「練継」を用いたシャープな形状の磁器や、濃いめなピンク地に白い釉薬をまとった仄かに甘美な陶器、また今にも動き出しそうな生命体を思わせる有機的な〈figure〉シリーズなどを展示。磁器・陶器、工芸・アートの境を鷹揚に行き来する星野の、澄んだ温かみを抱く作品ぜひご堪能いただきたい。
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【イベント期間】:2025年11月22日 10時00分〜2026年02月15日 17時00分
【参加費用】:入館料 大人200円 小・中学生100円
【開催場所】:印傳博物館
企画展【印傳の燻ー褐色の階調ー 令和7年11月22日(土)~令和8年2月15日(日)】
※休館日:令和8年1月1日・2日
鹿革は柔らかく、模様付けなどの加工がしやすい特長があり装飾性をもたせることができます。燻技法は藁わらや松脂まつやになどを竈かまどに入れ燻いぶし、上部の穴から出る煙を太鼓たいこと呼ぶ筒つつに貼った革にあてる作業を行います。これにより鹿革が柔らかくなり、茶褐色系ちゃかっしょくけいの色や模様を施すことも可能となり、稲作いなさくの盛んな日本で鹿革の利用と共に古くから行われていました。煙で革を染める起源きげんは明らかではありませんが奈良時代の正倉院しょうそういんの宝物ほうもつにも燻す技が用いられたと考えられています。燻した鹿革は「く...