やまなし伝統工芸館

登録日:2007/11/16 17:01:25

親子だるま

カテゴリ 歴史  
県認定:1995年1月27日。
 
 親子だるまの礎となる甲州だるまの歴史は、現在の甲府市城東地域に住んでいた武井八衛門が武田信玄の顔に似せてだるまを作成したことにさかのぼります。1730年代になって5代目八衛門が親子をモチーフとしただるまを考案したことが親子だるまの始まりです。親子だるまは一般的な甲州だるまと異なり白色をしていますが、これは山梨県の農家の生活が、養蚕と綿の出来によって左右されたため、繭の形をイメージして白いだるまになったといわれています。