印傳博物館

登録日:2015/06/11 15:59:17

鹿革に描く -文字・紋章-

カテゴリ 歴史   産業   その他  
開催場所 印傳博物館
開催期間 2015年06月13日 10時00分〜2015年09月13日 17時00分
参加費用 入館料 大人200円 小・中学生100円 7月18日~8月30日小・中学生無料
 今回は伝統技法によって鹿革に描かれた文字や紋章を取り上げています。  文字を描く中でも代表的な名入は、文字の配置や構成に意匠としての特異性と遊び心が見られ、特別注文やオリジナルの品を好む心を反映しています。  家名(いえな)とも呼ばれる屋号は、商家・組等で使用され、初代の名や出身地等をもとにした様々な図案が生まれました。主に商家では宣伝を兼ねて繁栄の証(あかし)とし、組や団体では勢力の拡張や力の誇示(こじ)として表わされました。  紋章は公家の牛車(ぎっしゃ)の区別や装束(しょうぞく)の模様から始まったとされ、武家社会では旗・幕・馬標(うまじるし)等の目印として多用されました。紋章には装飾・瑞祥・尚武・信仰等の意味も加わり、種類も天象・自然・植物・動物・器物・建造物・幾何(きか)文・文字といったあらゆる分野に及びます。  弓懸・財布・革羽織等の実用品に個や団体の主張として文字や紋章は描かれています。当時の文字構成や意匠の趣向をお楽しみ下さい。
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